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ティーバッグ4つで20人分の紅茶をおいしくいれるには・・・。

《先日のアロマウォーターカレッジのレッスンでのことでした》

「紅茶のティーバッグ一つで、何杯までおいれになりますか?」

「ひと袋で1杯の方?」

「2杯の方?」

「3杯以上の方?」

というセリフを、ティーインストラクターの授業で習いますが・・・。

今回は、レッスンの最中に、

ティーバッグ4袋で20人分の紅茶を急遽入れることになりました・・。
ティーバッグ4つで20人分の紅茶をおいしくいれるには・・・。_b0299488_11572872.jpg
そして、シナモン3本・・。

とっさに、「ひと袋で2杯分までは、なんとかいけますが・・」

というインストラクター時の授業のセリフを思い出して、

むりやりいれた紅茶の入れ方です。

「紅茶1杯分150ml ×2 =300ml

300ml × 4袋 =1200ml

それにシナモンがあるから + 200ml 分ぐらいよけいにお湯を足してもいける。

お湯は合計1400mlで 蒸らし時間を長めにして淹れる。

そうなると一人分は70mlづつだ・・。」

こんなイレギュラーな分量で、お客様にお出しすることは初めて。

しかもアロマウォーターカレッジでレッスンのお茶。

仕上がりはかなり不安・・。

ただの色付き水になりませんように・・と願いながらついでゆきました。

・・・・結果、この紅茶のレシピはどのようなものですか?

とご質問をいただきました。

いつもの私の味とは違うけど、軽やかなシナモン香るアールグレーができました。

中東の紅茶はスリランカの低地産のものが多いそうなので、

紅茶の色も黒く濃く出ます。

水色が十分ありながら軽やかですし、シナモンが生きてきます。

これがダージリンだったら、

うすーい黄色のジャスミンティーみたいな色合いになってしまったでしょう・・。

そして、シナモンとは合わなかったようも思います。

「おいしかったよ~、4袋でよくいれたね~」と講師の方からも言っていただき、

ほっとしました。

中東のお茶は日本の市場によく出回ってる紅茶よりも色が濃く出るので、

軽やかなお茶にしてスパイスをいかせていることが多いのかな・・?

と想像してみました。

実践に勝るお勉強はないですね。

今回の、突然の4袋のティーバッグで20人分のお茶作りのおかげで、

私の中で紅茶の使い方が少し変わったように思いました。


by browns-tea | 2015-07-14 19:52 | 紅茶いろいろ | Comments(0)
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